顧客を創造する商店街・個店の魅力づくり


■ 日  時:平成17年2月24日(木)13:30〜18:00

■ 場  所:BIZ新宿1階「多目的ホール」〔新宿区西新宿6-8-2

  コーディネーター:野村経営デザイン代表(中小企業診断士) 野村 潔氏

主催:新宿区商店会連合会、東京商工会議所新宿支部

Aグループ「ITを活用した販促方法

 〜 個店や商店街の販促手法として、オンラインビジネスをどう考えていくのか、

そしてその具体的な活用方法などを検討する

1.ホームページの活用(目的、戦略と位置づけ)

・エリア戦略:遠方から顧客を呼ぶか、地域を固めるかによってコンテンツを工夫する。

・商店街のPR:イベント情報、地域での情報の共有化

街の特性を伝える、街のブランディング

・個店:個店の存在と個性(商品・サービス)のアピール

・リンク:商店街 個店 バナー広告(コストの吸収) 

・検索のしやすさ:エンジンからのヒット数を伸ばす工夫

2.ホームページの実際

・初期費用(50万から)、運営コスト(年間15万から50万)

・制作と管理:業者丸投げ、NPOとの協力、自力での立ち上げなど様々


Bグループ
「観光まちづくりによる顧客の創造」

〜 観光客を集めるためのまちづくり、そして、どのように観光客の消費を誘発させるのか、

その取り組むべき課題を検討する

観光とは何か?〜 名所旧跡景勝地が観光スポットの定番であるが、商店街でも可能である。

         中国の故事では観光は「国の光を観る」こと。

現代の観光は、「知らせて、見せて、また来たいと言わせる」こと。

1.観光インフラの整備

1)ハード

  ・交通網の整備(バス、駐車場、歩道など)

  ・安心、安全、清潔(ベンチ、トイレ、ごみ対策など)

 2)ソフト(コンセプト)

  ・町全体の統一感

  ・女性に好かれる町、お年寄りに愛される町など

2.観光資源の発掘

  ・歴史

  ・地場産業(新宿では染色と印刷)

  ・食、オンリーワンショップ

  ・有名人の家など

  ・お祭りなど行事や風物

3.観光資源を知らせる

  ・IT    ・マスコミ  ・口コミなど

  ・姉妹商店街

4.また来たいと思わせる工夫(楽しませ方)

  ・町案内の拠点(町案内所)e.g. 吉祥寺は月50万の費用。

コンシェルジェ1人1回1,000円の謝礼

  ・商店街ガイド(町のコンシェルジェ)

  ・地図の作成

  ・人間を一番楽しませるのは人間(街づくりは人づくり)


Cグループ「商店街ブランド(一店逸品)づくり」

このお店でしか買えない、また、この商店街でしか買えないといった差別化を図るためのブランド、

逸品づくりについて検討する

今までの街づくりは「箱物」であったが、「困った」の集まりの中から新しい知恵が生まれてくる。

1.商店街の問題点

・店の開店時間は消費者のライフスタイルに合っていない。

・商売をせず、不動産賃貸に甘んじている。

・挨拶と笑顔が少ない。

2.問題点の改善

・物を作るだけではない発想。

・物を売るだけではなく地域とのコミュニケーションと地域で役割の自覚。

・子供たちへの教育、高齢化への対応のリンク。

・個店に偏らず横の店とも繋がっていく。

・個々の点から線、面への広がり。

・肩書きではなくニックネームで呼び合うフラットな関係。

3.オリジナルブランドの開発(戸越銀座ブランドの構築を例に)

  マーケティングとブランディング

・戸越銀座しかないもの。

 ・作り手の発想ではなく、買い手の立場になっての商品開発をする。

 ・現在36品目。ブランドが商店街の力になる。

・ブランドが商店街へのリピーターを作る。

・欲する人たちの期待に応える努力が大切。

・商標登録はしていない。

費用もかかり悩んでいるが、メディアへの露出によって既得権は発生している。

以上、キキトリ:望月行夫